剣道には当然ですが試合があります。
試合があれば単純な意味で試合場での勝ち負けがあります。
二本負け、一本負け、判定負け等負け方も色々です。
ですが、武道あるいは人生まで深く考えた時に本当の勝敗はどこでつくのでしょうか?
結論から言うと【自他の人生に何らかのプラスに働けば勝ち、無駄な時間に終わってしまえば負け】と言っても良いのではないかと思います。
試合で負けても必ず学びがあります。
もちろん悔しいです、とても悔しいですが、そこで歯を食いしばって次につながる何かを学び取り、明日の自分はもっと良い自分になっていれば長い目では勝ちに繋がるのだと思います。
そのために負けた選手も悔しいですが、その場の勝敗だけに囚われずにぐっと感情を抑えて礼をすることの意味も見出せるのではないでしょうか。
学ばせてくれた相手に感謝の気持ちを添えて。
その場では冷静になれないかもしれません、でも時間がたてば冷静になれるでしょう。
そして、そのことを強く意識続けることは剣道のみならず人生においても大切なことです。
中国の偉人「穆公」のようにあまねく人から学び・感謝することで敵ではなく仲間を作り国を反映させる。そんな人になりたいものです。
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