お陰様でコロナにも負けず、月例大会を開くことができました。
基本稽古成果披露ではまだ面を着けることができない新人剣士達が素振り、打ち込み、切り返しなどの技の上達具合を披露してくれました。
着実に上達してくれているので指導する側としても見ていて嬉しいものです。
小学生の部はリーグ戦で同率1位が2人出たので熱戦の決勝を行いました。
延長の末、4年生の剣士が6年生に見事な小手を決めて勝利を収めました。
中学生の部ではリーグ全試合引き分けという状態の後に再度リーグを行ったところ、中学2年生の女性剣士が見事2勝で優勝を決めました。
一般の部では先生方に一般会員に加えて小学生・中学生各部の優勝者を交えてのトーナメント戦です。
小生はあえなく一回戦負けでしたが、中学生が近藤先生に勝利して2回戦進出。
何と小学4年生の剣士はシードからの三段の大人に対して面返し胴を決めて決勝進出。
決勝の相手は堀会長に先ほどの中学生を下した常勝中の剣士。
しかもなんとこの剣士は小学生のお父さんという親子での決勝対決と相成りました。
これまた熱戦の結果、息子さんの渾身の面が身長差数十センチを乗り越えて決まり、小学4年生にして初優勝を飾りました。
ええ、決してお父さんが手加減したなんてことはないはずです。
剣道は老若男女が対等に鎬を削り合うことが出来るというかなり稀な武道です。
柔道や空手ではどうしても体格差・体重差・筋力差が大きなアドバンテージになりますが、剣道では必ずしもそうではありません。
改めて面白さ・奥深さを感じさせてくれました。
私も精進を続けたいと思います。
(文:事務局 加藤)
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