狛江市剣道連盟合同稽古に参加してきました

昨日は剣友会さん主催の狛江市剣道連盟合同稽古に参加してきました。

同志会からも子供たちが7人参加、大人は先生入れて4名の参加です。

私は最初大人の稽古に参加してから子供たちの稽古に合流しましたが、ちょうど練習試合が始まるところだったので見学させてもらいました。

中でも気になったのは今年入った1年生の男の子。

内部試合は経験しているものの、外部の子との試合は初めてです。

面を着けての稽古で戸惑っていた上に、相手は上級生（3年生）ばかりとあっては見る方もハラハラします。

しかし、始まってみると体格に勝る上級生の体当たりにも一歩も引かずに積極的に手を出し、逆に体の小ささをうまく利用した抜き胴を見事に決めて、初めての1本で初めての勝利を飾っていました。

稽古が辛くて辞めたいと思った時もあったようですが、自ら勝ち取った勝利に苦労が報われる成功体験を掴めて本当に良かったと思います。

他の子たちも順当に勝利をできて、非常に実りある体験だったと思います。

最後に、指導を務めて下さった先生が非常に良いことを仰って下さっていました。

「大変な稽古だったと思います。辛いからって楽な稽古をしたいのか、いいよいいよって休ませてあげるのか、それは本人の選択ですが、頑張るのとどちらが良いですか？」

　昨今、ちょっと辛いと辞めてしまったり、だれかが辛い思いをしたとかでルールそのものを変えたりとか危険や困難をひたすら排除する傾向が日本社会には強いと思います。

　でも、結局楽な環境に子供たちを置いたら、その分弱い子しか育たないのも事実。

　頑張ること、続けることの大切さを我が子含めて教えていけたらよいなと改めて思いました。